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これから夏に向かって旬を迎えるトマトとパプリカをたっぷり使って、ハンガリーの家庭料理 グーラッシュ風をフライパンひとつで簡単に。元々は牛かたまり肉を使った煮込み料理ですが、柔らかい豚ヒレ肉を使えば短時間で作れます。
今回お料理に合わせたワインはコカルディエ・ルージュ 2018です。
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、マルスラン
国:フランス プロヴァンス地方 カマルグ
生産者:マス・ド・ヴァレリオル
フルーティーな香りとミネラル成分としてのわずかな塩味が感じられ、南仏プロヴァンス地方のワインらしく軽やかで色々なお料理に合わせやすそう。オーガニックワインなのもこのワインの特徴です。お料理は特に、ラタトゥイユとかにぴったり。赤だけど少し冷やして頂きたいです。
4人分
1. 豚ヒレ肉は2cm厚さに切り、塩こしょうをふり、表面に小麦粉をまぶし、軽く手で押さえる。
2. フライパンにオリーブオイルを熱し、豚肉の表面を焼いて取り出す。
3. パプリカを2cm幅くらいに切り、グリルで焼く。
4. にんにくをみじん切りに、玉ねぎを1cm角くらいに、トマトはざく切りにする。フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにく、玉ねぎ、トマトの順に加え炒める。
5. 4にトマト缶、水、コンソメ、キャラウェイシード、パプリカパウダーを加えて少し煮詰める。
6. 5に2の豚肉と3のパプリカを加える。
7. 5分くらい煮て塩こしょうで味を調える。
8. 完成
スパイスを使ったハンガリーの家庭料理。甘い風味のフェンネルシードとパプリカパウダーはクセがないので使いやすいと思います。
普段カマルグの塩 “フルール・ド・セル”を使っているので、カマルグ産の「塩ワイン」と言うのがとても興味深かったです。
ワインを飲みながら家族や友人とゆっくり過ごす休日の食卓にいかがでしょうか。
記事: _oaktree_kさん
フレンチやイタリアン始め、スペイン、ギリシャ、モロッコなどの地中海沿岸のヘルシーなお料理が大好きです。
夕食は普通の和食が中心ですが、時間のある休日はワインやビールに合う海外のお料理を作って楽しんでいます。明るく楽しい食卓になるよう心がけています。
ワインの人気が高まっています。国民一人当たりのアルコール消費量が年々減少する中、ワインはこの30年で約4倍に消費が増えました。とはいえ、アルコール全体で言えば、果実酒のシェアが4.4%ですから、ビールやハイボールに比べると、随分少なく感じます。
そんなポジションのワインですが、世界中で生産されるワインは、種類も豊かで、食事を楽しむあらゆるシーンで、ごはんをもっと美味しくしてくれる魅力に富んだお酒です。
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