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皆様こんにちは、料理家の岡嶋美香です。
川崎市でおもてなしの料理教室イル・レガーメを主宰しております。
蒸し蒸しと暑い梅雨空が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
夏はビールや白ワインも良いけれど、軽く冷やした赤ワインも美味しいものです。
今回はブルゴーニュのコトー・ブルギニョンに合わせたお料理をご紹介します。
品種:ピノ・ノワール
生産地:フランス ブルゴーニュ地方
生産者:ムートン
コトー・ブルギニョンは2011年に新しく認定されたアペラシオンで、白とロゼもあります。
赤ワインの主要品種はガメイ、ピノ・ノワール、セザール(ヨンヌ県のみ)
今回のワインはピノ・ノワール100%でしたが、ブレンド比率の規定はありません。
早速ティスティングしてみます。
カシスやブルーベリーの果実味、胡椒やバニラ香、タールの要素がとられます。
ジブリー産の果実に共通する力強さも感じるワイン。
お肉やチーズにあいそうな感じですので、今回はコンテチーズを入れたじゃがいものガレットを作ることにします。
コクのある風味を持つコンテチーズがとろりととろけて、美味しいですよ!
1. じゃがいもは皮を剥いてグレーダーでおろし、水分を軽く絞って切る。コンテチーズは角切りにする。
2. 1のじゃがいもはバットかボールに入れ、塩胡椒をして混ぜ合わせる。
3. フライパンにオリーブオイルを温め、じゃがいもを半量敷き詰める。コンテチーズとシュレッドチーズを載せ、残りのじゃがいもを載せてターナーで上から押さえる。弱火から中火でじっくり焼き、焼き目がついたら裏返して反対側も焼く。
4. 食べやすい大きさに切り、あれば生ハムを添える。
じゃがいもは切ってから洗わず、その澱粉質を利用して焼き固めます。
外はカリッと香ばしく、中はしっとりと蒸し焼きになるようにじっくりと焼いてください。
生ハムを添えて食べたり、朝食に卵料理と一緒に楽しんだり、バゲットやパンに挟んで食べるのもおすすめです。
簡単にできて子供も大人も楽しめる一品です。
おもてなし料理の一品にもおすすめ。
じゃがいもとチーズとシンプルですが素材の旨みが味わえてお酒のおつまみにぴったりです。
おもてなし料理教室 イル・レガーメ
岡嶋 美香
川崎市の自宅で料理教室イル・レガーメを主宰。イタリア・タイ・中国に住んだ経験を活かし、各国のお料理を季節とテーマにあわせたテーブルコーディネートで紹介しています。
自宅でも再現しやすいレシピ作りを基本とし、普段の食事に役立つようなお料理からちょっと頑張っておもてなししたくなるようなお料理まで幅広くお伝えします。
ソムリエ資格を持ち、お料理にあわせたワインも試食時の楽しみのひとつ。
企業様のレシピ開発や出張料理など多岐に渡る活動をしています。
HP https://www.mikaokajima.com/
ブログ https://ameblo.jp/salone-illegame/
インスタグラム https://www.instagram.com/mica.il_legame
ワインの人気が高まっています。国民一人当たりのアルコール消費量が年々減少する中、ワインはこの30年で約4倍に消費が増えました。とはいえ、アルコール全体で言えば、果実酒のシェアが4.4%ですから、ビールやハイボールに比べると、随分少なく感じます。
そんなポジションのワインですが、世界中で生産されるワインは、種類も豊かで、食事を楽しむあらゆるシーンで、ごはんをもっと美味しくしてくれる魅力に富んだお酒です。
ワインノートでは、もっと気軽にワインを美味しく楽しんでいただけるよう、ワインの基礎知識をはじめ、美味しいワインの情報をご提供いたします。