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暖かくなってくると屋外でゆっくりワインを飲んだり、お料理を摘んだりしたくなりませんか?
それも夕暮れ時、空が黄色・オレンジ・ピンクや赤に染まる頃、
黄昏時にワインを開けて、お料理をつまみながらたわいもない話をする…とっても贅沢な時間です。
そんな時にささっと出来るおつまみをご紹介します。
使うのは豚ヒレ肉。
豚ヒレ肉は赤身で脂肪が少ない部分、豚肉の中でもカロリーが低く糖質もほぼ無し。栄養価もとっても高くタンパク質・鉄分・ミネラル・ビタミンが豊富な部位。アスリートの方やカロリーを気にする方におすすめのお肉。
赤身だから硬くなりやすいと思われている方も多いと思いますが、漬け込むことでとても柔らかく仕上がります。
その漬け込む時に使うマスタードにも、身体に嬉しい栄養があるのもご存知ですか。
優れた殺菌力や食欲促進、抗酸化作用、抗炎症作用などが期待されるようですよ。
(参照:https://ryoko-club.com/food/mustard-nutrition.html)
もっと嬉しいのが脂肪燃焼まで!
今回のような下味に使ったり、ドレッシングや炒め物にも使えるアイテムですね。
そんなヒレ肉とマスタードを使って赤ワインに合うとってもヘルシーな一品を作ってみました。
<漬け込みタレ>
1. 豚ヒレ肉を冷蔵庫から出して1cm幅に切り、ビニール袋に入れて<漬け込みタレ>の調味料を合わせたものを加えてよく揉み込み、常温で30分漬け込む。
2. オーブン180度に予熱開始。
3. オーブンシートに漬け込んだお肉を並べ、180度で20分焼く。
4. 焼いてる間に、じゃがいもをスライサーで細い千切りにし、小麦粉と塩胡椒を混ぜて、オリーブオイルを入れたフライパンに小分けにして置き、お好みでチーズを乗せてカリッとするまで両面焼く。
5. 器に4のハッシュドポテトとオーブンで焼いた豚ヒレ肉を盛り付けて完成。
品種:グルナッシュ
国:フランス ルーション
生産者:ジェフ・カレル
このラベル、かなりのインパクトがありますよね!お店に陳列されていたら、必ず目が止まってしまうほど。
このワイン名のヴィエイユ(Vieille)は、樹齢の高い古木から収穫されたことを指し、ミュール(Mule)は、フランス語でロバの意味。見ているとだんだん愛着が湧いてくるロバのお顔。
そんな個性的なフランスワインは南フランスで注目のオーガニックワインの作り手”ジェフ・カレル”によって作られたワイン。
彼は南フランスの地中海に面したラングドッグでブトウの生産者から小さな区画を買いワインを作っています。
ぶどう畑やワイナリーを持たない新しい形のワインメーカーです。
南フランスといえば、夏に雨の少ない地中海性気候のため、ブドウ栽培にとても適していて、もっとも古くからぶどうの栽培が行われてきた国内屈指のオーガニックワインの生産地で、比較的手に入りやすい価格帯という事もあり、日本でも人気があります。
そんなヴィエーユ・ミュール・ルージュは、開栓後はほんのすこしアルコールと微発泡を感じますが、それほど強くなく、良い意味で個性的なワイン。口に入るとスパイシーで果実の甘みも感じながら、最後はココアのような風味が残るキリっとしたワインです。そんな個性的なワインには豚肉や鶏肉などの淡白なお肉料理がおすすめです。
記事: sanaさん
お料理を作る・食す・見る事が大好きで出会ったInstagram。
世界中の素敵な写真を毎日見るうちに、見るだけじゃなく自分でもやってみたくて始めました。
海外で過ごしてきたので洋風料理が多いですが簡単に出来るものがほとんどです。
ワインの人気が高まっています。国民一人当たりのアルコール消費量が年々減少する中、ワインはこの30年で約4倍に消費が増えました。とはいえ、アルコール全体で言えば、果実酒のシェアが4.4%ですから、ビールやハイボールに比べると、随分少なく感じます。
そんなポジションのワインですが、世界中で生産されるワインは、種類も豊かで、食事を楽しむあらゆるシーンで、ごはんをもっと美味しくしてくれる魅力に富んだお酒です。
ワインノートでは、もっと気軽にワインを美味しく楽しんでいただけるよう、ワインの基礎知識をはじめ、美味しいワインの情報をご提供いたします。