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皆様こんにちは、料理家の岡嶋美香です。
川崎市でおもてなしの料理教室イル・レガーメを主宰しております。
なんだか早い今年の梅雨入り。
浮かない気分になりますが、夏はすぐそこ!
抜ける青空を思い浮かべ、行けなくとも気持ちは南国へ。
そんな気分で今回はカレー風味の鶏肉とキャベツのココナッツクリーム煮をご紹介します。
鶏胸肉を使ってヘルシーに。
しかしながらココナッツのリッチな風味がその淡白さを補ってくれます。
生クリームを使用したくない時、ココナッツクリームの代用はおすすめです。
クミンとカレーパウダーを使ってカレー風味にし、夏に食べても重くないクリーム煮を作ってみました。
生産地:フランス ラングドック地方
生産者:ジェフ・カレル
品種:サンソー
合わせるワインはヴァン・ド・サンソー。
フランス ラングドック地方、サンソーの古木から作られたワインです。
以前投稿した赤い車のエチケットと同じジェフ・カレルのワインですが、南フランスで注目のオーガニックワインの作り手です。
日本にも彼のワインはたくさん入ってきていますが、お値段もお手頃なものが多いので色々楽しんでお気に入りを見つけるのも良いかも。
ラズベリーやプルーン、チェリーを思わせる果実の香り、ハーブ香がしっかりと感じられ、ややインキーなニュアンスも。
アタックは柔らかく、果実のボリュームを感じます。
お肉料理やハーブ、スパイスを使用したお料理、炭火焼きなどもあいそうです。
1. 鶏胸肉は縦に切れ目を入れて厚みを均一にし、塩胡椒する。
2. キャベツは7mm幅に切り、玉ねぎは繊維に沿って薄切りにする。
3. フライパンにオリーブオイルを温め、鶏肉を皮目から焼き色がつくまで焼く。裏返して、さっと焼いたらバットに取り出す。
4. 3のフライパンにオリーブオイルを足し、クミンシードを炒める。
5. 香りがたったら玉ねぎとキャベツを入れて軽く炒め、白ワインを入れて蓋をして煮込む。
6. キャベツが柔らかくなったらココナッツミルクと水80ccを加えて沸騰させる。鶏肉を戻し、カレーパウダーを入れ、蓋をして火が通るまで煮込む。
7. 塩胡椒でクリームの味を調えて器に盛り、ハーブを添えて仕上げる。
フライパンひとつで、それほど長く煮込まず手軽に出来る煮込み料理です。
鶏胸肉を使用してヘルシーなので女性はきっと好きですが、男性にもぜひ作っていただきたい1品です。
おもてなし料理教室 イル・レガーメ
岡嶋 美香
川崎市の自宅で料理教室イル・レガーメを主宰。イタリア・タイ・中国に住んだ経験を活かし、各国のお料理を季節とテーマにあわせたテーブルコーディネートで紹介しています。
自宅でも再現しやすいレシピ作りを基本とし、普段の食事に役立つようなお料理からちょっと頑張っておもてなししたくなるようなお料理まで幅広くお伝えします。
ソムリエ資格を持ち、お料理にあわせたワインも試食時の楽しみのひとつ。
企業様のレシピ開発や出張料理など多岐に渡る活動をしています。
HP https://www.mikaokajima.com/
ブログ https://ameblo.jp/salone-illegame/
インスタグラム https://www.instagram.com/mica.il_legame
ワインの人気が高まっています。国民一人当たりのアルコール消費量が年々減少する中、ワインはこの30年で約4倍に消費が増えました。とはいえ、アルコール全体で言えば、果実酒のシェアが4.4%ですから、ビールやハイボールに比べると、随分少なく感じます。
そんなポジションのワインですが、世界中で生産されるワインは、種類も豊かで、食事を楽しむあらゆるシーンで、ごはんをもっと美味しくしてくれる魅力に富んだお酒です。
ワインノートでは、もっと気軽にワインを美味しく楽しんでいただけるよう、ワインの基礎知識をはじめ、美味しいワインの情報をご提供いたします。