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寒い冬、みなさんはどんな飲み物を楽しんでいますか。
日本よりも寒さが厳しいヨーロッパでは、中世の時代からホットワインが定番の飲み物として親しまれてきました。
ホットワインは日本酒の熱燗のように、単純にお酒を温めただけの飲み物ではなく、スパイスやフルーツ、はちみつなどをワインに加えて温めたもので、スパイス(香辛料)の効果でとても身体が温まる、これからの時期に欠かせない大切な伝統的な飲み物とも言えます。
日本でも最近では冬のイベント会場や、カフェなどでも見かける機会が多くなりました。日頃ワインを飲まない人でも、甘くフルーティーなホットワインの人気が高まっているようです。
一般的に赤ワインのイメージが強いホットワインですが、ロゼや白ワインでもホットワインは楽しむことができます。特に北イタリアなどでは、赤ワインよりも白ワインで作られることが多く、どんなワインでも自由に楽しむことが可能です。
ちなみに、海外ではホットワインは以下のように呼ばれています。
自宅で楽しむお手軽ホットワインですから、ワインは飲みきれなかったワインや、1000円以下で買える手軽なもので十分。フルーツや香辛料、甘く味付けするための砂糖やハチミツを加えますので、高価なワインは必要ありません。
一般的にホットワインの適温は80℃です。ワインの香りやアルコールを飛ばさず、スパイスやフルーツの香りや美味しさを楽しむための温度といえます。
<材料>
<作り方>
1. 材料を全部、鍋に入れて中火にかけ、沸騰直前で火を止めます。
2. カップに注いでいただきます。※茶こしを使うと便利です。
<材料>
<作り方>
1. ミカンの皮をむき、白い筋も丁寧に取り除きます。※いれても問題ありませんが苦みが出ます。
2. 鍋にバラバラにしたミカンとハチミツを加えて中火で煮込みます。※ミカンは軽くつぶしてやると一層美味しくなります。
3. ミカンがしんなりしてきたら、ワインを注ぎます。
4. 沸騰直前に火からおろして完成。
5. ミカンもいっしょにカップに注いでいただきます。
<材料>
<作り方>
1. ショウガはおろして使います。チューブのしょうがでもOK。
2. 材料をマグカップや耐熱グラスなどに全部入れて、よく混ぜておきます。
3. レンジで約2分チンして完成
※温度センサーで仕上がり温度を設定できる場合は80℃が適温です。
お手軽なワインと、冬に求めやすいミカンやリンゴがあれば、いくらでもお好みにアレンジして作ることができるのがホットワインの親しみやすさですね。コンビニやAmazonのお手軽ワインでみなさんもチャレンジしてみませんか。
■サンタ バイ サンタカロリーナ カルメネール/プティ・ヴェルド (赤) 750ml
■コノスル カベルネ・ソーヴィニヨン ビシクレ タ ・レゼルバ (赤) 750ml
■サンタ・ヘレナ・アルパカ・シャルドネ・セミヨン(白) 750ml
■イエローテイル モスカート (白) 750ml
ワインの人気が高まっています。国民一人当たりのアルコール消費量が年々減少する中、ワインはこの30年で約4倍に消費が増えました。とはいえ、アルコール全体で言えば、果実酒のシェアが4.4%ですから、ビールやハイボールに比べると、随分少なく感じます。
そんなポジションのワインですが、世界中で生産されるワインは、種類も豊かで、食事を楽しむあらゆるシーンで、ごはんをもっと美味しくしてくれる魅力に富んだお酒です。
ワインノートでは、もっと気軽にワインを美味しく楽しんでいただけるよう、ワインの基礎知識をはじめ、美味しいワインの情報をご提供いたします。